Samsung / docomo向けにGALAXY S5 Activeの日本モデル SC-02Gを発表 / AT&T版との機能比較


2014年9月30日、Samsungは防水防塵耐衝撃機能を備えた「GALAXY S5 Active」の日本版docomo向けモデルである「GALAXY S5 Active SC-02G」をdocomoを通じて発表しました。10月4日販売開始予定です。

また、同日に「GALAXY Note Edge SC-01G」、docomo selectとして、ウェアラブル機器である「Gear S」、純正ケースである「Flip Wallet(Note Edge用)」を取扱する事も発表されました。

本端末はグローバル版という位置づけでは発売されておらず、米AT&T向け端末として既に発売されている端末です。日本が2ヶ国目の販売という事になります。

本記事では現時点で判明している米AT&T版との違いを確認してみました。

※米AT&T版「GALAXY S5 Active」のスペックや「GALAXY S5」とのスペック比較に関してはこちらの記事。

端末画像

※画像をクリックする事で拡大表示可能です。



以下画像は、ドコモショップ丸の内店にて行われている、冬春モデル一部端末先行展示場にて撮影したものです。



以下は、docomo総合カタログのSC-02Gページです。


AT&T版との違い / docomo版の特徴

現時点で確認出来ているAT&T版との違いやdocomo版の特徴をピックアップしました。

1>端末サイズの違い
AT&T版は145.3 × 73.4 × 8.9mm。
docomo版は約145 × 74 × 9.2(最厚部10.3)mm。

縦横は、恐らく表記上の違いで実際は同じではないかと予想しております。厚さに関してはdocomo版の方が0.3mm厚いです。

2>重さの違い
グロ―バル版は170.1g
docomo版は171g。

1gだけdocomo版の方が重いです。

3>VoLTE対応
docomoではVoLTEの提供が始まっており、本端末も機能対応します。

3>キャリアによる周波数や搭載アプリの違い
docomo版ですので使用ネットワークや周波数帯が変わります。LTEに関しては2000 / 1700 / 1500 / 800のクアッドバンド対応です。またキャリア独自アプリの内容もdocomo仕様に合わせて「dメニュー」や「dマーケット」などがプリインストールされます。

5>ワンセグ搭載
日本向けGALAXYの独自機能。Note EdgeではフルセグやNOTTVに対応していますが、S5 Activeはワンセグ機能のみ対応です。

6>FeliCa搭載
こちらも日本向けGALAXYの独自機能です。従来通り電池パックにFeliCa搭載になると予想しています。

7>ハイレゾオーディオ再生対応
docomo2014年冬春モデルのスマートフォンとタブレット全9機種全てが本機能に対応します。

8>端末色
AT&T版はCamo Green / Titanium Gray / Ruby Red
docomo版はCamo Green / Titanium Gray

docomo版にはRuby Redがありません。

9>キャリアロゴなどの外観上の違い
キャリアロゴやFeliCaロゴなど、グローバル版とはロゴの配置が異なります。比較対象がグローバル版ではなくアメリカのキャリア向け端末なので、画像を用意しての比較は省略します。

以上、現時点で私が確認することが出来たAT&T版との違いです。

概要

米国国防総省の軍用規格(MIL-STD-810G)18項目に準拠した本端末が日本でも発売される事になりました。このMIL規格18項目ですが、代表的なものですと耐衝撃、防水、防塵、耐振動、防湿、温度耐久などが挙げられます。

また、GALAXYシリーズの派生モデル系が日本で発売されるのは本端末が初となります。

端末の基本スペックはAT&T版のご紹介記事にてご確認いただければと思います。基本的にはGALAXY S5をベースとして作られています。

S5との大きな違いは、指紋認証には非対応な点、ROMが32GBではなく16GBな点、アプリ履歴/戻るボタンがハードキーになっている点、任意のアプリ起動を設定出来るアクティブキー、などです。

こういった耐衝撃系の端末は、スペックが若干落ち気味に作られる傾向にあるのですが、本端末はフラッグシップモデル級のスペックです。こういったジャンルの端末は、販売台数は多くはないと思われますが、確実に需要のあるジャンルです。

スペックに妥協なしの防水、防塵、耐衝撃端末。アウトドア活動が多い方へ是非ともおススメしたい端末です。

情報引用元 : Samsung Japan / NTT docomo