【GALAXY Tab S アンバサダータッチ&トライイベント】参加レポート


GALAXY Tab Sの日本発売を前日に控えた7月31日、六本木にありますSamsung社にてGALAXY Tab Sアンバサダータッチ&トライイベントが開催されました。

今回、事前に募集されていた1ヶ月間のモニターに応募し、見事20名のモニターに選定された為、端末の受け取りを兼ねた本イベントに参加してまいりました。簡単にですがレポートいたします。

なお、グローバル向け「GALAXY Tab S」発表時の端末画像やスペックのご紹介記事はこちらになります。

※記事内の全ての画像は、クリックする事で拡大表示可能です。

会場へ


会場に到着すると、軽食が各席に用意されており、スタート時間までの時間をゆっくりと過ごす事が出来ました。軽食と一緒に置かれていたのは、GALAXY Tab Sうちわ。有楽町ビックカメラ前でも配布されているのを確認しましたが、本会場でも記念品的扱いで頂戴する事が出来ました。

Samsungの方による解説1 ~「見る」にごだわったディスプレイ~






まず最初にディスプレイについての解説を行なっていただきました。「見る」にこだわったディスプレイがテーマの本端末。Tab S搭載の有機ELディスプレイは、目で見る色合いに限りなく近い色で表示されるとの事です。

RGBセンサーの機能により、外環境の光具合によりディスプレイの色合いを自動的に変える事が可能になっています。よって、屋外では明るくコントラストを高く表示したり、周りが赤いような照明の場合は、その中でも自然な色合いに見えるような表示に変えたり、といった46の環境下でのデータをベースにディスプレイの色合いを自動調整してくれます。

高解像度+有機ELにより、高品質印刷された印刷物の14倍のコントラスト表示を可能にしています。

そして、液晶では表現出来ない、「黒はより黒く」「白はより白く」を追求した本端末のディスプレイ。Samsungの方は「特に、ディスプレイ照度を最低にした時の表示で他端末との色表示の仕方を比べて欲しい。」と仰っていました。暗い表示の時でもよりハッキリとしたコントラスト表示を表現出来ているとのことです。

Samsungの方による解説2 ~薄くて軽いボディ



Tab Sは、8.4インチ版が294g、10.5インチ版が465gです。両端末共薄さは6.6mmとなっております。SONYのXPERIA Z2 Tabletが6.4mmで世界最薄を謳っている為、本端末は世界最薄ではありません。この点はSamsungの方も話に出されていました。しかし6.6mmという驚異の薄さを実現しています。

なお、10.5インチ版の重さに関する資料を見ていただくと、重さの対象となっているものが「りんご3個で469g」と記載されています。言わずとも何の事を指しているのかわかってしまいます(笑)。解説の際にも「なんとなく察していただけますよね」とにごしてお話されてました。

会場にて、8.4インチ版、10.5インチ版と両方手にしましたが、今までの同サイズ端末に比べると「あっ、軽い!」とすぐに感じるくらい軽さを実感しました。

Samsungの方による解説3 ~タブレットならではの便利機能




端末の各機能について、上のスライド資料に沿って解説いただきましたが、特に多くの時間を使って解説されていたのは「SideSync 3.0」という機能でした。

実演を交えての解説

これはタブレット画面上にスマートフォンの画面を表示させて、タブレット画面上でタッチ操作をする事でスマートフォン側を操作出来てしまう、という機能なのです。LG製一部端末に搭載されている、PC上で端末の画面を表示させ、その画面にて端末画面操作が行える「LG On-Screen Phone」機能がタブレットで利用出来るようになったイメージでしょうか。

着信時もタブレット側で着信画面が表示されるので、そのままタブレット側の操作で応答操作を行い、Bluetooth経由でタブレットのスピーカーを使ってハンズフリー通話、なんて使い方も可能との事です。また、スマホ側に保存されている動画を再生して、タブレットで全画面表示も可能です。

このSideSync機能はWi-Fi Directを用いて実現されています。

なお、SideSync3.0の対応端末は、日本版Tab Sでは「OS4.4以上を搭載した日本で発売されているGALAXY シリーズ端末」との事でした。後のタッチ&トライ時に「グローバルモデルはどうですか?」と伺った所、「OS4.4搭載端末であれば機能としては利用出来るだろう」という回答をいただきました。この機能を利用するにはスマートフォン側にもSideSyncアプリのインストールが必要なので、インストールさえ出来てしまえばグローバルモデルでも利用可能なのかもしれません。後日検証してみようと思っています。

Samsungの方による解説4 ~日本発売端末では初のオクタコアCPU搭載

海外ではSamsung ExynosやMediaTek製オクタコアCPUを積んだ端末が既に販売されていますが、日本では本端末が初のオクタコア搭載端末となります。

Exynos 5 Octaは2つのクアッドコア搭載した端末であり、8コアが同時に駆動出来るCPUではありません。解説の中では車のギアに例えてお話されており、負担が少ない時は省電力側のクアッドコアが動き、端末への負担が大きな時はハイパワー側なクアッドコアに自動で切り替えて動く、といった内容ををわかりやすく解説してくださいました。


端末解説の最後には参加者からの質問受け時間があり、いくつかの質問が投げかけられていました。LTE版発売に関しては「LTE版、、、やっぱり必要ですか?」とSamsungの方が仰っていました。ユーザーからのニーズが多ければ、日本でのSIMフリーLTE版GALAXY発売も現実化するのかもしれません。

私もいくつか質問したかったのですが、手を上げる前に質問コーナーが終了してしまいました。。(後ほど直接質問出来たので疑問は解消しました。笑)

端末受け渡しとタッチ&トライ


端末についての説明が終了すると、いよいよ端末引き渡しです。今回のモニターは当選が21名だったのですが、10.5インチ版が16台、8.4インチ版が5台と台数配分が10.5インチ寄りでした。8.4インチ版希望の方が7名いらっしゃったので、じゃんけん大会で8.4インチモニターの5名を決定。私は最初から10.5インチ目的であった為、無事に10.5インチ端末が手元に。端末色ブロンズが良かったのですが、色選択が出来ず、私の手元にやってきたのはホワイトでした。





借用書記入や注意事項説明の後はタッチ&トライイベントです。

実は、会場内には絶賛全国拡大中のGALAXY SHOPと全く同じセット?が組まれており、GALAXY SHOPを疑似体験出来るようになっていました。そこでTab Sを初め、S5やNote 3、J、Gearシリーズなどを触りながら、Samsungスタッフの方に端末に関する質問などをすることができました。

ブランドコラボのS5用S View Coverや、ゲームパッドの実物を初めて見て興奮はMAXに。

また、撮影忘れをしてしまったのですが、純正Book Coverも各色展示されていました。

まとめ

今までのGALAXY Tabシリーズは、グローバル版も含めてフラッグシップ機的位置付けのモデルはあまりありませんでした。(Tab PROシリーズは唯一ハイスペック)

今回の説明会にてSamsungの方が最初に説明されていたのが、「S」の名称をタブレットにも付けた事。「S」はGALAXYスマートフォンの最高級シリーズに付けられている称号。この「S」をタブレットにも付ける事で、タブレットのフラッグシップモデルとして今後世に広めていくとの事です。

世界最薄にはなれませんでしたが、6.6mmという薄さ、そして軽さ、まるで実物を見ているかのような錯覚に陥る色合いを表現する解像度WQXGAの有機ELのディスプレイ。

まさに「S」の名を掲げるにふさわしいスペックとなります。その為、価格も決しては安くはありませんが、値段に見合ったプレミアムな機能が搭載されているわけです。

この薄さ、軽さ、ディスプレイの表現力の高さは実物を触らないと感じる事が出来ません。お近くにGALAXY SHOPがある方でこの端末に少しでも興味をお持ちの方は、是非とも実物を触って下さい。触ると購買意欲が絶対に増します。

今回、こんな貴重な説明会に参加させていただき、端末を貸して下さるSamsung様には感謝の気持ちでいっぱいです。また、説明会に参加された20名の皆様、スタッフの皆様、日は変わりましたがお疲れ様でした。

これから1ヶ月、Tab S 10.5インチ版を沢山触っていきたいと思っております。