Samsung / GALAXY CORE Liteを台湾向けに発表 / GALAXY CORE LTEや初代COREとのスペック比較


2014年6月9日、Samsungが台湾向けにGALAXY CORE Lite(SM-G3586V)を発表しました。

今年2月に発表されたGALAXY CORE LTE(発表時の紹介記事はこちら)と比べると、一部スペックアップ、一部スペックダウンといった部分があります。

6月中に台湾にて7988台湾ドル(約27,000円)で発売開始予定との事です。

本記事では2月発表のGALAXY CORE LTEや初代GALAXY COREとの簡単なスペック比較もおこなってみました。


端末画像

※画像をクリックする事で拡大表示可能です。







スペック比較表

スペック比較表は、GALAXY CORE LTE SM-G386Fと初代CORE GT-I8160それぞれグローバル版を比較対象としています。

※06/14追記:重さ情報を更新しました。

  GALAXY CORE Lite
SM-G3586V
GALAXY Core LTE
SM-G386F
GALAXY Core
GT-I8160
端末サイズ 133.1 × 70.0. × 9.85 mm 132.9 × 66.3 × 9.8 mm 129.3 × 67.56 × 8.95mm
重さ 不明
149g
137g 124g
ディスプレイ 4.7インチ WVGA (480×800) 199ppi / TFT液晶 4.5インチ qHD (540×960) 245ppi / PLS TFT液晶 4.3インチ WVGA (480×800) 217ppi / TFT液晶
OS Android 4.3 Jelly Bean Android 4.2.2 Jelly Bean Android 4.1 Jelly Bean
CPU Qualcomm Snapdragon 400 Quad-Core (1.2GHz) Dual-Core (1.2GHz) Qualcomm Snapdragon S4 Play MSM8225 Dual-Core (1.2GHz)
RAM 1GB 1GB 1GB
ROM 8GB 8GB 8GB
外部メモリー 最大64GBまでのmicroSDXC 最大64GBまでのmicroSDXC 最大64GBまでのmicroSDXC
カメラ 背面約500万画素 / 前面画素数不明 背面約500万画素 / 前面約30万画素 背面約500万画素 / 前面約30万画素
ネットワーク
(発売国やモデルによってスペックが変わる場合あり)
LTE Cat3
FDD-LTE(700 / 900 / 1800 / 2100MHz)
W-CDMA
GSM/GPRS (850 / 900 / 1800 / 1900MHz)
LTE Cat4 (対応周波数不明)
W-CDMA (900 / 2100MHz)
GSM/GPRS (850 / 900 / 1800 / 1900MHz)
W-CDMA (900 / 2100MHz)
GSM/GPRS (850 / 900 / 1800 / 1900MHz)
バッテリー 2,000mAh (脱着可) 2,100mAh (脱着可) 1,800mAh (脱着可)
その他 Wi-Fi : b/g/n
Wi-Fi Direct
Bluetooth 4.0
USB 2.0
NFC
GPS(A-GPS / GLONASS)
Wi-Fi : b/g/n
Wi-Fi Direct
Bluetooth 4.0
USB 2.0
NFC
GPS(A-GPS / GLONASS)
 
端末色 White他は不明 White / Black White / Blue

GALAXY CORE Liteという名称ではありますがCORE LTEと比べるとCPUはスペックアップ、ディスプレイ解像度はスペックダウンといった内容で、あとはほぼ同じスペックです。全体的に見るとQuad-Core化している事もありCORE LTEよりも若干高スペックと考えて良いのではないでしょうか。個人的には画面解像度がqHDあれば購入意欲が湧きそうな端末でしたが(^_^;)

OSはCORE LTEが4.2搭載だったのに対してCORE Liteでは4.3搭載です。4.4ではありません。4.3初期搭載端末ですので、ホームキーの左隣は履歴キーではなくメニューキーです。(4.4初期搭載端末は履歴キー搭載に変わっている。)


まとめ




台湾でのLTE本格普及化に向け、SamsungはLTE端末ラインナップの低~中価格帯拡充の意図で本端末を開発したようです。

なお、GALAXYシリーズの中にEXPRESSというシリーズがあります。最近はCOREもLTEに対応してきましたので、COREとEXPRESSのコンセプト差がかなり不明確になって来た感があります。また、COREシリーズでは「Advance」「LTE」「Lite」と色々な端末が出ているのですが、普通に「CORE 2にしないの?」という素朴な疑問もあります。「Express2をそのまま発売すればいいのに、そうしない理由はなんだろう?」などなど、そういった所を考えていくのも中々面白いものです。

※06/14追記
Samsung Chinaのサイトを確認した所、中国向けにも本端末が展開されている事を確認いたしました(中国移動通信向けのSM-G3588V / 中国聯通向け?のSM-G3586V)。

情報引用元 : Samsung Taiwan / SOGI手機王 / Samsung China