HUAWEI E5375(中国移動通信)
6月1日に中国・深圳(深セン)にて中国移動通信から販売されているTD-LTE対応Wi-Fiルーター「HUAWEI E5375」を入手しました。入手方法は別途記事にてご紹介させていただく予定ですが、今回は開封の儀を行います。
スペック表
HUAWEI公式ページなどで本端末のスペック表を探したのですが、見つける事が出来ませんでした。よって各種情報サイトや、私自身の操作により確認した内容で記載しております。もしも間違いがあった場合はコメントでお知らせいただけましたら幸いでございます。
E5375 | |
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端末サイズ | 66.2 × 99 × 14.4mm |
重さ | 105g |
ディスプレイ | 1.45インチ / TFT液晶 |
インターフェース | microUSB 2.0 |
最大接続台数 | 10台 |
連続通信時間 | 約6時間 |
LTE Category | Category 4 (150Mbps/s) |
ネットワーク | FDD-LTE (1800 / 2600 / 恐らく2100MHz)※ TD-LTE (1900 /2300 / 2600MHz) W-CDMA TD-SCDMA GSM/GPRS (850 / 900 / 1800 / 1900MHz) |
WI-Fi対応通信方式 | IEEE802.11 a/b/g/n |
MIMO | 2 × 2 |
チャネルボンディング | 20 / 40MHz |
無線LAN周波数帯 | 2.4GHz |
バッテリー | 1,780mAh(着脱可) |
WAN側利用可能接続方法 | モバイルデータ通信 |
LAN側利用可能接続方法 | Wi-Fi / USBテザリング |
外部メモリ | 非対応 |
その他 | 外部アンテナ用端子あり
Fast Boot(高速電源起動)機能あり(5秒) |
開封の儀
※画像をクリックすると拡大表示可能です。
個装箱表面
個装箱裏面
個装箱右側面
個装箱左面
いざ、開封
スライドタイプの個装箱です
端末トレイを取り出した所
奥には箱が入っており、ACアダプタなどが入っています
同梱品一式
ACアダプタ・USBテザリングケーブル・バッテリー・マニュアル類
基本的な同梱品です
端末正面
「CHINA MOBILE」ロゴが印刷されています
右下には「4G」の文字があります
端末裏面
端末上部
ストラップホール / WPSボタン
端末下部
microUSB端子 / 外部アンテナ設置用端子
端末右側面
端末左側面
所感
今回、初めて中国本土向けの端末を購入する事になったのですが、当初はGALAXYシリーズの何かの端末を購入予定でした。しかし、中国移動通信はTD-LTEにTD-SCDMAと使用電波が特殊なので、最初の1台はWi-Fiルーターにするのが無難だと思い本端末に決めた次第です。
ベース端末はグローバルで発売されているE5372。日本向けでは、スペックや端末サイズが異なりますがHW-02Eが外観がほぼ同じ端末となります(バッテリーは共通、端末サイズはE5375がひと回り大きい)。
購入後のAPN設定は不要ですぐに使う事が出来ました。端末側にAPNが既に自動で登録されている為、管理画面にアクセスせずに自動でインターネット接続可能状態になります。上の画像は深圳(深セン)で撮影したのですが、華強北駅近辺の屋外では基本的に「4G」表示状態でした。ただし、地下鉄駅構内や地下鉄走行中ではほぼ圏外状態となり、中国移動通信に関しては地下鉄におけるエリア化はまだ充分ではないようです。(たまに2Gや3G表示になりましたがほぼ圏外。)
※6/7追記
携帯研究家の山根さんに教えていただいたのですが、深圳(深セン)の地下鉄は3G電波は流れているようです。よって、今回圏外だったのは、日曜日の夕方で人が多すぎた影響でネットワークが落ちていたのか、端末の調子が悪かったのか、といった理由なのかもしれません。
端末の購入方法などは後日改めて記事としてアップしていきたいと思います。
なお、本端末はSIMロックはかかっていないSIMフリー端末です。よって、香港戻り後は中国移動香港やSmarToneのSIMカードでLTE通信が利用可能な事も確認しました。
端末の操作自体は、電源投入さえすれば自動で通信が始まるいたってシンプルな仕様です。よって操作に困る事は全くありません。セキュリティパスワードがわからなくてもWPSボタンで一発接続出来るので、この点でも非常に楽に接続可能です。
かなり多くのネットワーク周波数に対応していますので、これからの海外旅行時はこの端末が大活躍しそうです。
※この端末には技適マークがありません。 よって、通信を必要とする場面では海外事業者のプリペイドSIMを使用しローミング通信にて通信を行なっております。
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