Samsung / GALAXY K Zoom発表 / GALAXY S4 ZoomやGALAXY S5とのスペック比較

2014年4月29日、Samsungがシンガポール・Red Dot Design Museumで開催のイベントにて、カメラ機能に特化したGALAXYシリーズ端末である「GALAXY K Zoom」を公式発表しました。販売開始次期はまだ明確になっていません。 

本記事では「GALAXY K」の外観やスペックに触れると共に、先代端末となる「GALAXY S4 Zoom LTE」や4月11日より販売開始されている「GALAXY S5」とのスペック比較も行ってみました。



端末画像
















スペック比較表

GALAXY K Zoomは本日発表の情報を元に、S4 ZoomはLTE版のSM-C105、S5はグローバルモデルであるSM-G900Fのスペックから比較表を作成しました。

GALAXY K Zoom GALAXY S4 Zoom LTE
SM-C105
GALAXY S5
SM-G900F
端末サイズ 137.5 × 70.8 × 16.6 (20.2) mm 125.5 × 63.5 × 15.4  (27mm) mm 142.0 × 72.5 × 8.1mm
重さ 200g 208g 145g
ディスプレイ 4.8インチ HD (720 × 1280) 306ppi / 有機EL(Super AMOLED) 4.3インチ qHD (540 × 960) 256ppi / 有機EL(Super AMOLED) 5.1インチ FHD (1080 × 1920) 432ppi / 有機EL (Super AMOLED)
OS Android 4.4 KitKat Android 4.2 Jelly Bean
※国によるが4.4へのアップグレード予定
Android 4.4.2 KitKat
CPU Exynos 5 Hexa-Core (1.3GHz Quad-Core + 1.7GHz Dual-Core) Exynos 4212 Dual-Core (1.5GHz) Qualcomm Snapdragon 801 MSM8974AC Quad-Core (2.5GHz)
RAM 2GB 1.5GB 2GB
ROM 8GB 8GB
※16GBモデルも国によっては発売
16GB / 32GB
外部メモリー 最大64GBまでのmicroSDXC 最大64GBまでのmicroSDXC 最大64GBまでのmicroSDXC
カメラ 背面約2070万画素 / 前面約200万画素
1/2.3型裏面照射CMOS / 光学手ブレ補正 / 光学10倍ズーム / 24-240mm / F3.1-6.3 / キセノンフラッシュ
背面約1600万画素 / 前面約190万画素
1/2.3型裏面照射CMOS / 光学手ブレ補正 / 光学10倍ズーム / 24-240mm / F3.1-6.3 / キセノンフラッシュ
背面約1600万画素 / 前面約210万画素
ネットワーク ■LTEモデル
FDD-LTE (800 / 850 / 900 / 1800 / 2100 / 2600MHz)
W-CDMA (850 / 900 / 1900 / 2100MHz)
GSM/GPRS (850 / 900 / 1800 / 1900MHz)
■3Gモデル
W-CDMA (850 / 900 / 1900 / 2100MHz)
GSM/GPRS (850 / 900 / 1800 / 1900MHz)
※国によってネットワークや周波数が変わる場合あり
FDD-LTE (800 / 850 / 900 / 1800 / 2100 / 2600MHz)
W-CDMA (850 / 900 / 1900 / 2100MHz)
GSM/GPRS (850 / 900 / 1800 / 1900MHz)
※国によってネットワークや周波数が変わる場合あり
FDD-LTE (800 / 850 / 900 / 1800 / 2100 / 2600)
W-CDMA (850 / 900 / 1900 / 2100MHz)
GSM/GPRS (850 / 900 / 1800 / 1900MHz)
※国によってネットワークや周波数が変わる場合あり
バッテリー 2,430mAh (着脱可) 2,330mAh(着脱可) 2,800mAh (脱着可)



Samsungは、本端末よりカメラ機能重視のスマートフォンを「GALAXY K」シリーズとして展開をしていくようです。

端末色は、ホワイト、ブラック、ブルーの3色展開。

上記比較表に記載の無い機能として、Wi-Fi HT40、GPS、NFC対応。USBは3.0ではなく2.0。Bluetoothは4.0 BLE対応。よってGearシリーズにも対応だと思われます。

S4 Zoomと比較して、カメラの物理的なスペックは解像度が上がったくらいで他の部分に変更点は無いようです。センサーサイズは同じで解像度だけ上がっている為、あとはソフト側がS4 Zoomに比べてどれだけ機能向上しているか、という点に期待がかかります。

カメラソフトウェア側の機能としては、撮影する環境によってシャッタースピードや露出などを最適化した5つの設定を提供してくれる「Pro Suggest」モードといった機能が搭載されます。

デザインに関しては先代のS4 Zoomからはかなり変わっており、GALAXY S5ライクなデザインとなっています。そして何よりの進化点が薄型化軽量化です。重さ8gの軽量化を実現。厚さに関しては一番厚みのあるレンズ部で約7mm近く薄型化されています。ディスプレイサイズの大型化に伴い、縦幅と横幅は大きくなっていますが、厚みがかなり薄くなった事から持ちやすさは逆に良くなっているのではないかと思います。

Samsungのスマートフォンは基本的にバッテリーの取り外しは可能なのですが、本端末は確定出来る情報が見受けられませんでした。商品画像を見る限り、背面リアカバーを外すツメのような部分が背面右下に見受けられるので、着脱可能なタイプなのかもしれません。
↓↓↓
Youtubeアップされている端末レビュー動画の中で、リアカバーを取り外しバッテリー脱着しているシーンを発見しました。本端末もバッテリー着脱可能です。

個人的に残念に感じた点としては、ROMが8GB、センサーサイズが1/2.3inchのまま、という2点なのですが、S4 Zoomからの端末基本スペック向上、大幅な薄型化、とかなり期待大な端末です。

日本では恐らく発売されないと思うのですが、グローバルモデルの発売がとても楽しみですね。


情報引用元:Samsung mobile Press / SAMSUNG TOMORROW