IMAP対応化したドコモメールを「Lumia 1020」に設定してみた

いよいよドコモメールのブラウザ版、IMAP版がサービスインしました。

ブラウザ版は12月17日午前0時開始、IMAP版は同日午前4時から開始というアナウンス。(実際には少しフライングスタートしていたようで、午前2時前の段階でAndroidの標準メールアプリにてIMAPの設定で送受信出来ていました。)

私は、メールはgmailをメイン利用しているのですが、親類との連絡はキャリアメールにて行っています。その為、今回のドコモメールのブラウザ版、どのメールアプリでも利用出来るようになるIMAP版には本当に期待していました。

Windows Phone 8搭載の「Lumia 1020」の標準メーラーにドコモメールを設定し、メール送受信が問題なく行えましたので、簡単にですが設定方法を紹介させていただきます。


ドコモホームページ上でもメールアプリに設定する値の情報が公開されています。OutlookやiPhoneなど主だったメールソフトへの設定方法も画像付でわかりやすい説明がありました。

では早速設定開始します。



1.ドコモメールのdocomo ID利用設定を有効にする
この手順はドコモホームページで確認可能です。ここではリンク先のページに記載のSTEP1とSTEP2までの操作を行います。



2.「設定」アプリから「メール+アカウント」に入る


3.「アカウントの追加」を選択


4.「詳細構成」を選択
「その他のアカウント」でも設定可能ですが今回は「詳細構成」から設定しました。



5.各項目を入力
「メールアドレス」・・・使用しているドコモのメールアドレス
「パスワード」・・・docomo IDのパスワード


6.「インターネットメール」を選択


7.アカウントに関する各項目を入力
「アカウント名」・・・任意の名前を入力
「名前」…相手に通知する任意の名前を入力。今回はとりあえずメールアドレスをそのまま入力しました。
「受信メールサーバー」…imap.spmode.ne.jp
「アカウントの種類」…IMAP4
「ユーザー名」…docomo IDを入力
「パスワード」…docomo IDのパスワードを入力
「SMTPメールサーバー」…smtp.spmode.ne.jp
「送信サーバーで認証を行う」…チェックあり
「メールの送信に同じユーザー名をパスワードを使用する」…チェックあり
「受信メールにSSLを使用する」…チェックあり
「送信メールにSSLを使用する」…チェックあり
「新しいコンテンツのダウンロード」…任意の項目を設定
「ダウンロードするメールの範囲」…すべての期間
※「ダウンロードするメールの範囲」は「すべての期間」以外を選択した場合、メールの同期動作がうまく行われませんでした。よって「すべての期間」で設定した方が良いと思われます。


8.設定完了
メールアプリを開くと同期が行われ、サーバー上にある受信メールが表示されます。


以上で設定完了です。

設定の際に注意が必要だと思われるのは、「7.アカウントに関する各項目を入力」の「ダウンロードするメールの範囲」の項目でしょうか。初期設定値が「過去7日間」になっている為、初期値のまま設定をしてしまうとメールの同期がうまく行われません。私も最初はここに気付かずにうまく設定が完了できませんでした。



最近は、キャリアメールをメインとして使用されていない方が沢山いらっしゃるかと思います。私もそのうちの1人です。しかしながら、「キャリアメールの存在が完全に不要か?」と言うと必ずしも「Yes」ではないと思います。

私の場合、親類の殆どがフィーチャーフォン利用者で、かつパケット定額未契約です。よって家族間メール無料のキャリアメールの存在は必須なわけです。

こんな状況の中、PCのブラウザやドコモ端末以外からでも「@docomo.me.jp」のキャリアメールが送受信出来るようになった事は本当に素晴らしい事だと思います。

これからもこういったユーザー目線なサービスが沢山増えていくといいですね。